机探しの旅④

2011年9月11日

人の価値観はいろいろあるけど、現状の生活で満たされないなら、「自分探し」をした方がいい。自分のやりたい仕事を見つけるのだ。よく、やりたいことと向いていることは違うという。そんな一般論に従って、ほとんどの人が「大人のふり」をして、あきらめてしまう場合が多いのだ。

誰でも中田英寿にはなれない。誰でも松本人志にはなれない。それでも、「やりたいこと、好きなこと」と「無理なく続けられること」を消去法で付きつめていけば、必ず自分にとってのいいポイントが見つかる。トライ&エラーの繰り返しだ。僕の場合はトライ&エラー&エローの繰り返しだった。
より、具体的な仕事探しの方法は、この方の言っている通りだ。

http://www.freestyle-life.net/free-100-page-34.htm

「自分の好きなものや、好きなこと得意なことってありますよね。これをAグループとします。次に、自分以外の人があまり出来ないことや、やっていて過去に、ほめられたことなどをBグループとして書き出してみます。そのAとBがあわさる中間点に、その人のライフワークのヒントがあると思うんですよね」

僕の場合、Aグループの好きなものがまずよくわからなかったが、映画をやりたいと思っていた。突き詰めていくと「表現欲」が大部分を占めた。
Bグループは考えてもみなかった。中学までは勉強が「特技」だと思っていたが、高校時代に挫折した。世の中にはもっともっと、頭のいい人間がいることを知った。

僕が見聞きした話では、中学時代まで優等生で進学校に入り、挫折してしまった人ほど病んでしまうことが多い。秋葉原の殺人鬼もそうだった。
かつて「テストで一番だった」という栄光を引きずっているのだ。
そのため、現実が思うようにいかないと、何もかも、どうでもよくなってしまうのだ。そうして人生全てが「逃げ」の姿勢になってしまう。誰かの力で自分が幸せになることを期待する。

だが、僕は挫折は早ければ早い方がイイと思っている。挫折はおたふくみたいもんだ。勉強に挫折したなら違う道を探せばいい。僕は推薦で大学に合格したので、受験では挫折しなかった。プライドばかり高くて能力はサル以下だった。だから、会社に入ってとめどない挫折を繰り返し続けた。

挫折を経験していないと、年とともに無駄なプライドばかりがへばりついていく。
プライドが高いなら、そのプライドを満たすための行動を探し見つけ、そして続けていくしかない。黙々と行動していると、不思議と充実感が沸いてくる。くだらないプライドがそぎ落とされ、あとには本物の魂だけが残る。

くだらないプライドなんてプライドチキンにして食っちまえ!
年を重ねるごとに脂っこいものが苦手になってくるのだ。

話をBグループに戻そう。僕は格別特技のない人間だと思っていた。
今思えば作文は得意な方だったが、せいぜい市のコンクールで佳作を取るレベルだ。そういう子供はクラスに一人や二人はいるだろう。
本を読んでいなかったので語彙も乏しかった。「踵を返す」を「カカトを返す」と読んでいた。小説の主な語り手が一人称と三人称であることも知らなかった。高校時代に一番成績の悪かったのは国語だ。現代文を読んでも、どうしてその選択肢が正解なのかわからなかった。小論文は大の苦手だった。

マスコミの不況情報なんかには唾を吐け!
脅えてどうする? 言いなりになってどうする?
今世の中が「不況」だからこそ、何者にも縛られることなく、誰もが平等に行動できるチャンスなのだ。

終身雇用が崩壊しているというのに、いまだ正社員への憧れが強い社会が理解できない。求めても裏切られる可能性の高い「安定」なら、初めから目指さない方がいい。

公務員はコネが多い。興味のある資格の勉強ならいいが、安定だけのために資格を目指したところであとあと裏切られることもあるだろう。
僕の友達は公認会計士の試験に受かったが、会計事務所でバイトしていたら首を切られたそうだ。不況なのに資格保持者ばかり増えていくからだ。電車の広告で弁護士が必死に「多重債務の回収」を訴えるのを見れば一目瞭然だろう。本当に安定を望んでいるなら、料理人か美容師になるといい。世界どこへ行っても日本人の腕はピカイチだ。

「KY」なんてくだらない。
本当に「空気を読むこと」を重視するなら「KY(空気を読める人)」の技術を学ぶべきだ。

食事のマナーにうるさい人がいる。たとえば、ぺちゃくちゃ食べる音が気になるのは仕方がないとして、ミクシィのコミュでグチるなんてくだらない。本当に食事マナーを重視するなら、美味しそうに食べる人の技術を学ぶべきだ。

他人を攻撃してバランスを取りたいというネガティブな感情は誰にでもある。人間だから仕方がない。時には瞬間湯沸かし器になってしまうこともあるかもしれない。
けれど引きづらないこと。繰り替えさえないこと。ループさえしなければ何も問題はない。怒りを覚えた自分に対し自己嫌悪に陥ることもあるだろうが、翌日には忘れるようなイイ癖をつけること。やるべき行動があるなら、そんなくだらないことを考えている時間は次第に減ってくる。

一般論も鵜呑みにしてはいけない。一理あるものもあるが、往々にして自分の足を引っ張るものばかりだ。大衆酒場で誰かがボヤいた言葉だ。みんな足の引っ張り合いをしたいだけなのだ。

「しょせんホニャララだからぁ~」なんて、想像で物事を語ってはいけない。自分がうまくいかないのを社会のせいにしてはいけない。

ひどい人になると何かもかも、ユダヤ人のせいにしたがる。それは権利を主張し、社会への不満ばかりこぼす一部のホームレスの思考と同じだ。世界の金融の仕組みがどんなだろうと、関係ない。不況でも儲かっている人はいっぱいいる。もし、本当に世界を変えたいならチェゲバラのような革命家になり、行動を起すべきだ。誰にとっても行動は面倒臭い。眠っていたい。けれど好きなことならば、マイペースで続けていけるはずだ。

求める結果はいつ訪れるかわからない。人はいつ死ぬかもわからない。
だからこそ、できるだけプロセスを楽しめることを見つけ、黙々と行動を続けることが人生というゲームなんだと思う。「欲しいもの」がある人はそのように生きるといい。

人間=健康+好物+感謝

僕の好物には、巨乳、映画、文子、筋子、なめ子など色々含まれている。
人間を構成する柱には色々あるので、本当は「=」ではなく、「≒(ほぼイコール?)」なのだが、重要で巨大な柱はこの三本だと思う。

忘れようとしてもどうしても残ってしまうイヤな性格・感情柱は、たとえパルテノン神殿のエンタシスのごとく巨大に見えても、無理矢理ハンマーでぶん殴る必要はない。僕の好きな言葉は「自然におまかせ」、「神様におまかせ」。そのままにしておけばいいのだ。すると勝手に柱の方から腐ってしまう。何年か経ち、そういう気持ちを抱いていた自分を笑って受け入れられる日は必ず来る。

……と、一方的な話を連ねたあとで、もう一度ブルマさんの歌『ロマンティックあげるよ』に耳を傾けてみます。

いつかワンダフル、きっとビューティフル♪
人のジャングル迷い込んで♪
スリルしたくて、幸せしたくてなぜかみんなそわそわしてる♪
思った通りに叫ばなきゃ願いは空まで届かない♪

思った通りに叫ぶのが重要なようです。
自分に言い訳してはいけません。
心のなかで正直な自分の願望を、思い切り叫ぶのです。
実際に声に出して叫んでみるのもいいでしょう。
以前勤めていた会社の社長は、サラリーマン時代、毎朝海に向かって「社長になるぞーー!」と叫んで本当に社長になった。
潜在意識君に強力に訴えかけていたことが、本当に実ったのだ。

ロマンティックあげるよ♪ ロマンティックあげるよ♪
ほんとの涙みせてくれたら

泣いてもいいけど、ほんとの涙が重要のようです。
「ブルマ様~オラにほかほかブルマをくれーっ! どうしてオラの夢は叶わないんだぁー!」ってウソ泣きしても、ブルマさんは使用済みブルマをくれません。
自分自身の心に、正直になることが重要のようです。

不思議したくて、冒険したくて、誰もみんなウズウズしてる♪
大人のふりしてあきらめちゃ、奇跡のなぞなぞ解けないよ♪

『奇跡のなぞなぞ』ってなんでしょうか?

奇跡を起すのに重要なものはなーんだ?

答え:軌跡

これではダジャレになってしまいます。

なぞなぞの問題が何かは、ブルマさんに訊かないとわかりません。子供はなぞなぞが得意なので、そういう気持ちを忘れるなとブルマさんは仰っているのでしょうか? それでも「子供のふりをしろ」とも言ってません。

ん? んん?

よく耳を済ませてみると、

奇跡の謎など解けないよ♪

ではあーりませんか…
これならばわかりやすいです。

大人のふりをせず、あきらめなければ奇跡の謎は解けるのです。
謎が解けたなら奇跡は訪れます。

つまり、奇跡が訪れる人は、大人のふりをせず、あきらめない人なのです。

行動を止めてしまわないこと。疲れたら休めばいいのです。そうして少しずつ行動を続け、やりたいことを探す「消去法の旅」に出ます。潰していきます。絞り込みます。ぐるぐる回って結局初めにやったことにたどりつく場合もあるかもしれません。その時までに得られた経験は決して無駄になりません。

たとえば、サッカー選手に挫折したら、「サッカーに関る仕事をしたいのか? したくないのか?」で、道は大きく二つに分けられると思います。仮にサッカーの裏方の仕事をしたとしましょう。目の前で活躍するプロがうらやましくなり、苦しくなったとします。そういう人は自己顕示欲が強く、名声やお金を求めているのかもしれません。

サッカーの知識と経験を活かし、本を書いたり、ゲーム制作に関ることだってできるはずです。サッカーに関係ないことだって構いません。必死でやってきた人なら体育会系の仕事は耐えられるはずです。やってみて、「これだ!」と楽しめることを見つけるのです。

元サッカー選手で現作家の方はこんな発言をするかもしれません。
「言葉というシンプルなフィールドでのプレイはサッカーとよく似ている。オルトパス、テンキードリブル、エンターショット。私にとってコントロールオルトデリートは主審のホイッスルだ」

無理やりあきらめたり、言い訳したりする必要はありません。自分の感情に正直になることが重要なのです。色々と動いてみればいいのです。「自分の真の欲望を探す旅」を続けてみます。見つけたら行動します。続けます。それが、本当の意味での「あきらめない」ことだと僕は思います。

もっとワイルドに、もっとたくましく生きてごらん♪
ロマンティックあげるよ♪ ロマンティックあげるよ♪

ブルマさんはワイルドでたくましい男が好きなようです。
あなたがベジータと結婚するとは意外でした。
サイヤ人は巨根なのですね?
僕は素チンなので無理でしょう。

ほんとの勇気みせてくれたら
ロマンティックあげるよ♪ ロマンティックあげるよ♪
ときめく胸にキラキラ光った夢をあげるよーーーーーーーー♪ 

あ、でもブルマさんは勇気をみせてくれたら、ご褒美に夢をくれるとも言っています。
「ブルマ様―、オラの勇気を見てくれーーーーっ!」ってイチモツをさらけ出しても、ほんとの勇気ではありません。露出狂なだけです。

勇気ってなんでしょう?
会社を辞めることだけが「勇気」ではありません。芥川賞を取っても食べていけなくてサラリーマンと兼業している人はいっぱいいます。
勇気とは「行動」のことだと僕は思います。人に後ろ指をさされようが、行動を続けるのです。人生はものすごくシンプルです。

なぜ、僕らはこの世界に生まれてきたのでしょう?
楽しむため、遊ぶため、地球を旅行するためです。
一人一人、やりたいことがあるからに決まっています。役割があるからに決まっています。充実感を得られる選択肢はひとつとは限らないけれど、人生の時間は限られています。そんなにたくさんのことができるわけでもないのです。

自分の役割とは、この人が言う通りで、全部自分の潜在意識君が知っているのだと思います。かなりの名スピーチです。

APPLE創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ
http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s
http://www.youtube.com/watch?v=ShoOOS2GrWU&feature=related

成功している人が言っていることはほとんど一緒です。ポジティブシンキングだとか笑っていろだとか、セルフイメージを高めるだとか云々。気が済むまでそういう本を読んだらあとは行動しましょう。読むだけで体得したような気分になってはいけません。まったく意味がありません。想像だけで、物事を理解した気になってはいけません。

大切なのは自分の経験です。
知識の種は、内なる経験とリンクした時初めて果実となるものだからです。
 
最後に、こんな素敵な歌を歌ってくれたブルマさんに感謝申し上げます。
いつか貴方と素敵なロマンティックがあることを願っています。
ベジータは関係ありません。なぜなら、貴方がこの歌を歌っていたのは彼と出会う前。
僕の心にはいつまでも独身時代のあなたが宿っています。

というわけで「君に会いたい~♪」ばかりのJPOPを好む野郎。
昔の歌はスゴイぞ。
どうせ会えないんだから、

あきらめてオナニーしとけ!


○オススメ本

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ものすごく参考になった。
関係ないけど、ドモリ癖のある(あった)人には作家になる人が多いそうな。

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 小説を書きたい人向けではないが、何か書きたいネタがある人には向いている。企画書の書き方など、参考になる点が多い。僕はこのとおりにやって本を出せた。それまでホストの本はいくつも出ていたが、ナンバーワンやオーナーの話ばかりで貧乏ホストの話はなかった。その点を売り込んだ。誰でもできることで、誰もやっていないことを探すのが僕の密かな趣味だったりする。
 出版社は星の数ほどあるので、マスコミ電話帳やネットを使って自分の企画が出せそうな出版社を探してみよう。

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自分を変える気づきの瞑想法
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瞑想に興味がない人でも、前半に書かれている有難い言葉は参考になる。
このとおりのことを実践すれば幸せになれると僕は思っている。

【自殺ガンボーのある人、病んでるかな? って思った人はコチラ】

パーソナリティ障害
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精神病一歩手前の人格障害。耐性の問題が大きく左右するので現代病とも言える。
過保護な環境や、その逆に親の愛情をほとんど受けないまま成人した人がなってしまうケースが多い。が、大体の場合は20代、30代のうちに自己解決していくようだ。
統合失調のような幻覚、幻聴といった明確な自覚症状がないのでやっかいとも言える。
まずは自分の症状を理解することが重要だ。日頃から不安定な人は鬱だとひとくくりにされてしまうが、こちらの可能性も十分にある。
明確な理由がないのに自殺願望の強い人は、パーソナリティー障害をチェックしよう。

【死後の世界に興味ある人はコチラ】

チベットの死者の書
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基本的には輪廻転生がベースになっている。けれど僕は前世や来世があるとは思っていない。最大の不思議は「今」だと思っているからだ。ホリエモンが「あの世はあったら儲けもん」と言っていたけどその通りだ。

それでもこの本の優れていることは、なんとなーく本物っぽいことだ。脳みそが破壊される時には、大量の神経伝達物質やらなんちゃらが出るので幻覚を見る可能性はある。そのあたりをうまく表現している。

うろ覚えだが、内容を要約すると、死後三日半は耳だけ感覚は残っているそうな。だからお経があるのだろう。

んで、3日半後にいろんな幻覚を見るのだ。
ものすごくカラフルキラキラに光った大魔神みたいなのが何十人にも出てくる。爆音も鳴るのかもしれない。
大体の人は初めはびっくりするが、魔神キャラは49日の間、次々にいろんなのが登場し、成仏のチャンスをどんどんくれるらしい。ビックリマンのヘッドキャラみたいもんだ。

時折目の疲れない白光だか森だったかが現れ、そちらばっか見ていたり、近づいたりすると畜生とか餓鬼に生まれ変ってしまうそうな。
重要なのは大魔神を怖がらないこと。全て自分の頭から出ているものだと理解し、「ありがたやーありがたやー」と思っていれば成仏できる。これは現実の世界にも大きく当てはまる。


結論を言えば、

どんな大罪を犯した人でも、ほとんどの人間が成仏できるという話なので、みなさん超最低限のモラルを守った上、どうぞ好き勝手に生きてください。

(オマケへ続く…)