店員ウォッチング

2009年10月12日

みなさんの周りには「○○っぽい」店員はいませんか?
それはいかにも店と同化した店員さんのことです。

たとえば、本屋の店員
大体、色白黒髪眼鏡の草食系が多いですね。
「明日世界が滅びるぞ!」といっても、
「君はコーヒーでも飲んでな」
と草原で一人文庫本読んでそうなピースな人たち


自然食品系の料理店はヒゲ面のヒッピー風
アジア雑貨店員はバックパッカー風
ちゃんこ屋の店員は重量級で美容師は軽量級
アキバ電気屋店員は「好きを仕事にする」といった感じ。
反し、個室ビデオ屋の店員は分けあり風

宝くじ売り場はおばさんがドデンと構えていますが
タバコ屋は婆ちゃんがチョコンと構えています


僕は今ネパールにいるので、外人が日本人と他のアジア人を
区別できないように、なかなか「○○っぽい店員」を
見つけられなくて困っています。
どれもただのネパール人にしか見えません。
一瞬で国籍、民族を判別する「世界人種判別スカウター」
なるものが発明されたら面白そうですが、あちこちで戦争が勃発
しそうですね


店員の個性は、町によって随分変わってくるような気がします。

学生街のケーキ屋店員は、キャピキャピでしたが、
新小岩のケーキ屋店員は、油の乗ったおばさんでした。

ディープな街の専門店ほど「○○っぽい店員」が多い気がします。
たとえば神保町の裏通り。

エロDVD屋の店員。
赤い色付フレーム眼鏡、金髪、不精ひげに黄色いエプロンという
いかにもエロッポイ店員。
芸能人でいえば、グレート義太夫、クワマンといった感じの風貌。
どう見ても純文学青年には見えません。

レコード屋の店員は黒髪ロンゲの細身。
彼の部屋の押入れにはズザザッと圧縮されたスクラップみたいに
レコードが詰まっているんでしょう

スポーツ用品店の店員は、二の腕が太く、
褐色の肌でいかにも山登り好きっぽい店員。
無人島に連れて行くなら「スポーツ用品店店員」
でしょう。

そうえいば、北海道の野幌という田舎街に
面白いチーズオフォンデュ屋があります。

ある日突然、

「今日から旅に出ます」


と、店のドアに張り紙するような自由人が経営する
チーズフォンデュ屋です。ハイジに出てきそうな山小屋みたいな
店内には、オーナーのおやじさんの旅行アルバムが並んでます。
訪れた国を見ると

「ノールウー」
「フイランド」

といった謎の国もあります。

店内にはAMラジオが淡々と流れていて、
おやじさんは一言も発しません。

連れて行ってくれた友人が、おやじさんと
「お茶ありますか?」「はい、どうぞ」
「サービスです」「ありがとうございます」「いえいえ」
と会話していましたが、友人は

「今まで行った中で一番おやじと話した」

と言ってました。


ちなみにその店の隣には、息子さんが経営する
チーズフォンデュ屋があります。

同地内で親子で競合


スゴイ展開ですね。

しかし、どこの田舎に行っても駅前には消費者金融
とパチ屋が並ぶ昨今、こうしたディープな店は末永く
残ってほしいです。


これに反し、「○○っぽくない店員」もいますね。

北海道の山奥。ガソリンスタンドで給油する色白茶髪美女。
魚屋の軒先。ゴム長靴姿でスチロール箱に鮮魚を詰める美女。
温泉街のラーメン屋。タンタンと麺の湯切りをする薄幸風美女。


田舎に行くと女の子が3倍くらいかわいく
見えてしまいます。

そういえば、「田舎の学校一のマドンナ」
はどれくらいの割合が東京に行くのでしょう。

話は反れますがAV女優には北海道出身B型
が多いです。(僕もそうです)
その中には北海道から撮影の度に
上京する通い組みもたくさんいます。
なので歌舞伎町よりすすきのの方がAV女優率
は高いかもしれません

また、アイスランドには派手なファッションをした人が
多いと聞きます。

「寒い島」というのは
開放的な刺激を求める人が多いんでしょうか
道産子にSM好きが多いのも納得できます。

沖縄出身の上京組は、地元にUターンすることが
多いと聞きます。やはり、人間には「あったかさ」
が重要なんでしょう。


さて、薬局の店員はどうなんでしょう。

まず、あのレジ裏にしか置いてない薬
というのがどうにも不便ですね。
風邪薬を頼んだりすると、絶対一番高いものを
薦められてしまいます。

そういえば以前、朝目覚めるとチ○コ
が痛いことがありました。

「性病か?」と冷や汗かいたんですが、覚えもないし、単なる辞意の
しすぎか、小生ヌーディストなものでシーツに当たって擦り切れたのかと思いましたが、かなり焦りました。

こういう場合は店員を選んでしまいます。

性の悩み、それは同性の年寄りに相談するのが
一番安心できます。

そこで僕は爺ちゃん店員のいる薬局を
探し、迷った挙句こういいました。

僕「あの、陰茎が痛いんですがねえ」
爺「は?」
僕「あの、あそこが擦り切れたような痛みがするんです」
爺「は?ホース??」
僕「チン○です!」

すると、爺さんはしげしげと僕の顔を見つめ、
「パンツが当たって擦り切れたんだね」
と軟膏を手渡してくれました。

単なる辞意のしすぎをスルーする心優しさ
薬局の店員は、やはり年寄りに限ります。

しかし今持ってホースが何なのかわかりません。
誰もが馬並みじゃぁないでしょう


お昼休みは店員ウォッチング。
店に入って、「○○っぽい店員」を見かけたら、
「いかにも」と唸ってしまいます