女の子がタバコを吸うということ

2009年10月12日

表題の件ですが、焼肉をエッサカホイサカたくましく食す女の子もいいが、タバコをおねだりするような子はもっとイイ。

居酒屋でおもむろに席につくやいなや、おもむろにポーチから
小箱を取り出し、レジ横からくすねてきたマッチでシュボッと火をつける。

「うん。とりあえず生。」

なんて軽く肯き、一日の全てのツカレを吐き出すかのように、フーッと白濁色の煙をふかす。気を使っているのか、少し上向き加減で放出された煙は、黄熱色の光に照らされ、今日も綺麗だ。そして、少し長めのタバコをつかんだキミの中指と人差し指もそしてまた、きれいだ。

偏見ではないけれど、女性が吸うタバコの銘柄には、なんとなく性格が現れているような気がする。


●セーラムピアニッシモ…タバコなんて本当は吸いたくないのだけれど…。ほんのり女性らしさをアピール。控えめだが実は社交的。

●マルメン…アイアムヘビースモーカーを公言するほどのタバコ好き。部屋の壁が最近黄色くなってきた。んでも、ケチャップとメンソールの相性の悪さには甚だ憤り。

●赤マル…色々雑食して、結局ここに行き着いた。快楽主義。ウマくてなんぼ。ハーレーダビッドソンに乗ってみたい。

●キャスターマイルド…淡白であっさりもの好き。優しいだけの男バリオッケー。

●マイセン…「あたし、オヤジっぽいいんだよね」と高らかに笑いつつ唸る。 最近、加齢臭が気になってきた。けど、赤提灯が好きなの。

●クール…タバコ好き。感情的だが、その名の通りクールな女性に憧れる。最近、キャメロン・ディアスの影響を受けてsoftbankに切り替えた。

●セッター…元ヤン。

●ガラム…サブカル好き。

●ウィンストン…やっぱり少数派。四面楚歌でも堂々と挙手。

●カルティエ…耽美派。誕生日には一輪の赤いバラだけでいい。 ハーレーダビッドソンの助手席に乗ってみたい。 

●ハイライト…キテレツ。筋肉隆々。 


あくまで、私的なイメージですがこんな感じでしょうか。

ボクは、タバコを吸うとき、フィルターを強く噛んでしまうクセがある。赤ん坊のおしゃぶりみたいと、よく言われる。
先日、おっぱいパブへ行って来た時、いつものクセで強く噛んでしまった。赤ん坊みたいだねと、おっぱい嬢に笑われる。

女性が、タバコを吸うときはどうしてあんなにも優雅なのだろう。フィルターを歯型が残るほど強く噛む女性は、かつて見たことが無いが、彼氏に「イタッ!」と苦言を漏らされるサガなのか。

女性が、ふかした煙はどうしてまたあんなに幻想的なのだろう。煙ごしのネオン街を見ていると、中学坊主にでもかえったような心情に駆られる。ボクは、ティーンの時、工事現場でタバコをくゆらせたことはないが、そん時煙ごしに見える世界とは、一体どんなものなのだろう。尾崎豊の世界か。

まあ、そんなことはさておき、今日も百円ショップで買ったアルミ灰皿はケンザン状態。指先には、フィルターの黄褐色が付着している。先端から灰が、嗚呼悲しくも机に落ちた。まるで、セミの抜け殻のごとし。

これが、大人の世界ってーやつなのかい!?
口の中の不快感をビールでごまかし、今宵も肺は、清涼ナリ。