自殺願望な人々

2009年10月12日

10代とか、20代の女の人にはリスカ癖とか、自殺願望を持つ人
が結構多い。そーゆーモヤモヤを打破したくて一人旅に出る女性
を時々見かける。

失恋とか、会社の人間関係とか、借金とか、そういう明確な
理由がある場合は別だが、単に『世の中つまんない』と思って
自殺願望を抱く人も多いみたいだ。

そーゆー人を、甘っちょろいという大人もいる。
頼むから、甘っちょろいとか命を粗末にするなとかいわないでくれ
そんなことはトーニンたちも自覚しているんだ

学生の時に水商売をやったり、社会に出て働きはじめると
彼女たちは『所詮世の中こんなもん』と思ってしまうのではないか。
わかるわかる、それ。

実際『こんなもんだ』と見た認識は大方間違ってない
人生は、所詮繰り返しだ。

僕の自殺した知人は、親子が手を繋いで歩く様を見て
生前こんなことをいっていたようだ。
『あれが、幸せだって思えたら楽なんだけどな』

わかるわかる、それ。


多分こういう人たちは世の中に飽きちゃってるんだろう。
「経験」していないことも大体推測できてしまうんだろう。
んで、無気力


じゃぁ、『飽き』を解消するにはどうすればいいか


それはこの退屈な世の中をナナメから見るか、
自分がどっぷりハマれる何か楽しいことを見つければいい

世の中をナナメから見るのは、みうらじゅん氏がうまい。
病んでる人に、みうらじゅん好きが多いというがそれは
納得できる。

他、『タモリ倶楽部』も平凡な日常に溢れたモノを
さらに掘り下げてみることで、知らないだけで楽しいこと、
面白いことがまだまだあるのだと気付かされる。
『探偵ナイトスクープ』もオススメ。

本なら、東海林さだおのまるかじりシリーズが、オススメ。


「観察好き」になれれば、平凡な街の光景も一変する。


次に、どっぷりハマれる何かを探す。
まず、部屋のテレビを消そう。ゴミ箱に捨てたってかまわない。
世の中に飽きちゃってる人は、中身のないバラエティや、
延々ループのワイドショー、歯の浮くような歌詞のJPOPに頭を
いためてるハズだ。

何でもいい、例えば、街中にある大きな本屋を訪れよう。
普段行かない洋書コーナーや、写真集、画集コーナー
を回ってみるのはいかが?とりあえず、目にハマるものを
見つけよう。見つかったら、mixiのコミュニティを追っかけて
好きなアートをたぐっていこう。

タワレコに行ってかたっぱしから普段聞かない音楽を視聴する
のもいい。琴線に触れるものがあったら、Youtubeで検索して
みよう

僕は病んでる人ほどアートやサブカルチャーにハマれるように
思う。人と違う「刺激」を求めているからだ。

何でもいい。自分が飽きない、何かを見つけたら、世間の目なんか
気にせずドップリとそれにはまり、没頭していけばいい。

友達がいってた。
世の中の99パーがウンコで、1パーがカッチョエエモノ。
その、カッチョエエモノを見つけていけば楽しい人生が送れる
って。

いつだって物差しは自分の心ん中にある。
現実なんか考えなくったっていい
考えなくったってどーせ、考えちゃうんだろうから

逃げるのは死ぬことだけじゃない。
脳みそ一つあればどこにだって逃げられる

いつだって、自分が楽しければいーんだ