布団にまつわるイタイ話
2009年9月10日
布団が恋人になって早10ヶ月。寂しい男だ。
布団を又に挟んで寝るという癖は幼少の頃から変わらないが、冬でも全裸で寝るという妙な習慣は、思春期の真っ只中、中学時代から始まったような気がする。
AV全盛時代の今となっては、好きなあの子のこと≒布団だと考えてアハンウフンなどという色事はさすがにめったにしないが、それでも必然的に木綿のそれは僕のチン○を優しく包んでいてくれたりもするのだ。
そんな折、僕はふと思った。3年間愛用しているこの布団は、僕の分身なのではないかと・・・たまに実家に帰ると部屋で僕の布団の上で堂々と寝ているバカ犬チャーミーこと、16年間の朋友がそう思い起こさせてくれるのだ。
よく超能力者がTVで失踪者のハンカチ一枚でその行方を捜したりするが、布団を使えばもっと効率が上がるのではないだろうか?
そして、その延長線上に考えてしまうのが、布団≒僕の前世という妄想だ。
前世とか輪廻とか超空間的なとか形而上学的なものなんかは、意外と日常で触れ合っていながらその意義に気づかないものだったりするんじゃあないだろうか。
僕の布団は、今の僕にとってどんな女よりも股座にフィットする感覚を心得ているし、僕の汗、匂い、その他さまざまなエキスで満ち溢れているのだ。ところが、僕は布団を寝床としか利用していない。布団の気持ちなんか何もわからない。
親や兄弟恋人などを大切にするのは当たり前だが、死んだときに「なんだよ!ヤツは近くにいたのかよ!」とツッコミを入れたくなるほど身近で気づかないところに大切なものは潜んでいるような気がする。
結論
布団ほせよ!服着ろよ!